人助けが憚られる世の中は

『恋です』の感想としては、新しい世界が見えてくるというか、自分が知らない世界が見えてくるというかそんな感じです。
普段普通に見える事が当たり前に生活している自分が白杖を持った人に出会ったらどんな世界が待っているのか。
あぁ。一度ありました。白杖持って道路のど真ん中を歩いている人助けたことが。
車にひかれなくて良かった。
咄嗟の事だったので、相手の人もさぞびっくりしたと思います。
いきなり「ガン」って抱えて歩道まで走りました。
今思えば悲鳴上げられなくて良かった。
最近は善意で人を助けたことが仇になってしまうケースも散見します。
子供が迷子になっているので手を引いてあげたら、変質者が不埒な行為に及ぼうとしているかの如く扱われたりするらしく、うっかり人助けもできません。
誰かが困っていても反対にトラブルに巻き込まれるのが怖くて、助けたくても手を出すのを躊躇ってしまう世情もどうかと思いますが、仕方がないのかも知れません。
悲鳴をあげるときには「助けて!」ではなく「火事だ!」というのがいいそうです。